
青い海と海山の幸に恵まれたまち
余市へようこそ
漁業、果樹栽培と醸造業など、自然と産 業のバランスが取れたまちです
余市町は北海道の西部、積丹半島の付け根に位置する人口約20,500人の町です。千歳空港から高速道 路を利用して約2時間。隣の小樽市からは車で約30分、札幌市からは1時間少々、また積丹半島と倶 知安方面への国道の分岐点に当たる交通の要に位置しています。
町境のトンネルを抜けて余市へ一歩足を踏み入れた瞬間、シリパ岬の特徴ある光景が目の前に展開 します。シリパ岬はランドマークとして余市を代表する光景の一つです。シリパ岬から積丹へと続く海岸線には夫婦岩、ローソク岩などの奇岩が連続して現れ、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部をなしています。北海道の中でも指折りの温暖な気候で知られており、冬に積もった雪は4月に入ると急速に融け、5月にはいると桜が咲き、次いでリンゴや梨の白い花が一斉に開花します。
余市町は、ニシン漁により発展し町の基礎を築いてきましたが、ニシンは昭和29年の漁を最後に余市湾への回遊が途絶え、今では「幻の魚」となってしまいました。現在はニシンに代わって、えび、いか、かれい漁などが盛んに行われ、また鮎の生息地の北限でもあります。
一方、果樹の栽培が明治初期から試みられた結果、リンゴ、ブドウ、梨などの生産は全道一を誇っています。また、余市には豊富な山海の幸を利用した食品加工業の歴史があります。身欠きニシンや燻製(くんせい)など各種の水産加工品、そしてワインやウィスキーの醸造業も盛んです。
01/
由来(歴史)
「余市」という地名は、アイヌ語の「ユーチ」または「イオチ」(蛇の 多くいる所、蛇のいる所)より転化したもの。
約250年前 松前藩の神威岬以北への婦女子通行禁制が解かれ、こ れにより余市に定住する者が増加する。
1869年(明治2年)
開拓史余市詰役員が派遣される
1900年(明治33年)
「余市町」となる。
02/
位置・面積
北海道の北西部、積丹半島の基部に位置。
極東140°55′24″
極西140°40′30″
極南 43°06′12″
極北 43°14′55″
面積 140.6㎢
03/
人口
18,701人(世帯数9,897)
令和元年5月末現在
04/
市の花など
花/りんごの花
木/りんごの木
鳥/かもめ
魚/あゆ
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